セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

初めてのクリスマスローストチキン(丸鶏)

2020年12月23日 更新 2010年12月公開

鶏の丸焼き

クリスマスの時期になると、小さなスーパーの肉売り場にも、ローストチキン用の鶏が登場するんですね。

鶏の丸焼きなんて、今まで作ったことがなかったんだけど、丸鶏1羽千円程度で、骨付きもも肉2本の価格とそう変わらなかったので、思わず手が伸びてしまいました。

買ってきたのはいいけど、さて、どうしましょ。

ローストチキンのレシピをいろいろ見ると、お腹にごはんやパン、野菜やらを詰めることが多いよう。だけど、面倒なんで香草だけ詰めることにして、足を縛るたこ糸もないので、そのまんま。

そんな適当な作り方でも、うまくできるでしょうか。いざ、チャレンジ。

ローストチキン レシピ

【材料】丸鶏(約1キロ)1羽分

<グリル下敷き>

  • 玉葱(細切り)……1/2個
  • ローズマリー……2枝
  • ローリエ……2〜3枚
  • にんにく……1片

<詰めハーブ>

  • レモン輪切り……2枚
  • にんにく……1片
  • ローリエ……3枚
  • ローズマリー……2枝

<下味調味料>

  • 塩……小さじ1
  • ハーブソルト……小さじ2
  • 粗挽きこしょう……小さじ1
  • おろしにんにく……小さじ1
  • 米酢……大さじ1
  • さとう……小さじ2
  • オリーブオイル……大さじ2

<照り焼き用オイル>

  • オリーブオイル……大さじ1
  • 醤油……大さじ1
  • 酒……大さじ1
  • さとう……小さじ1
  • おろしにんにく……小さじ1

<ごま酢だれ>

  • だしつゆ(3倍濃縮)……大さじ2
  • すりごま……大さじ1
  • さとう……小さじ1
  • 米酢……大さじ1
  • ごまラー油……少々

<付け合わせ>

  • ブロッコリー、トマトなど……適量

【作り方】

ローストチキン手順

  1. 丸鶏をお腹の中も外も流水でよく洗って、キッチンペーパーで水気を拭き取り、味が染みこみやすいようにフォークで数カ所穴を開けておく。
  2. <下味調味料>の材料を全部混ぜ合わせたものを、お腹の中と外に丹念にまぶす。
  3. お腹の中に<詰めハーブ>を入れ、竹串で止める。
  4. ビニール袋の中に入れて、冷蔵庫で2時間~1日ほど休ませる。
  5. <照り焼き用オイル>の材料を全部混ぜ合わせたものを表面全体に塗る。
  6. オーブン皿にアルミ箔を敷き、<グリル下敷き>の野菜やハーブの上に丸鶏を置いて、オーブン(200℃)で30分。一度取り出して[照り焼き用オイル]を塗ってひっくり返し、さらに180℃で30~40分。竹串を刺して透明な汁が出てくるまで焼く。
  7. 皿に盛ってゆでブロッコリーとトマトを飾り、お好みで<ごま酢だれ>を添える。

マリネして焼くだけだった

カバと一緒に

ローストチキンというと、特別な料理と思ってしまうけれど、要は、マリネして焼くというだけのことでしたね。

しっかし、驚いたのが焼いてる最中にしたたりおちる肉汁。それだけ脂分が落ちたということなんでしょうが、敷いていた野菜なんかいらないんじゃないか?というほどでした。肉自体は適度に焼き色が付き照りも出て、いい感じになりましたが。

で、そのお味は?

うま~い!

皮ぱりぱり。身は余分な脂がおちてしっとりやわらかです。下味をつけて2時間ぐらいしか休ませなかったけれど、ほのかに塩味とハーブ香が付いて、充分おいしい。

思いの外ヘルシーで、ごま酢だれで和風にいただきましたが、どんなソースでも合いそうでしたね。

骨付きなので、上手にフォークとナイフで切り取れなくて、手をべちょべちょにして裂き、かぶりつくわたし。なんだか鶏の丸焼きを前に、原始人になった気分でしたよ。おしゃれにカバ(CAVA)を開けたのにねえ。

結局、2人で食べるには多すぎたので、残りは身をほぐして他の料理に利用することにし、骨はことこと煮てスープを取りました。

予習完了。これで来年は、ばっちりだ~!?

関連レシピ

クリスマスにリースサラダはいかが?

■■■↑ページTOPに戻る↑■■■

スポンサーリンク