セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

スペインのクリスマスと3人の王様

2019年11月22日 更新 2013年7月公開

クリスマスの電飾

【TOP】はじめに

12月25日はイエス・キリストが誕生した日で、日本ではその前夜(イブ)と当日だけを祝うことが多いのですが(ま、祝うというよりイベント化して楽しんでるだけですが)、スペインでは、他のカトリックの国と同様、3人の王さま(Reyes Magos)が贈り物をもってかけつけた1月6日に、盛大なお祝いをします。

1月5日の夜には、前夜祭として3人の王さまのパレードがあり、子ども達はプレゼントをもらい、翌6日には「ロスコン・デ・レジェス」という菓子パンのような王様のリングケーキを食べます。

簡単にですが、スペインのクリスマス行事とお菓子、「3人の王さま」のお話をご紹介しますね。

■■■目次■■■

【TOP】はじめに

【1】クリスマスの期間と行事

【2】スペインのクリスマス菓子

【3】おはなし「3人の王様」

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関連リンク

スペイン政府観光局

スペイン国営セルバンテス文化センター東京

「3人の王さま」とは

「3人の王さま」は、スペイン語でレジェス・マゴス(Los Reyes Magos)。
東方の三博士(または三賢人、三博士、三賢士)と同義で、その時々の解釈により、賢者として表現されたり、王様になったりします。マタイ福音書には「東方の賢人たち」と書かれているだけで、人数に関する記述はなく、多くの宗教画に描かれている賢人たちも、その地域や時代によって、人数も扱いも様々です。

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