セニョーラ・あ〜の気ままな食卓

本所吾妻橋の居酒屋「わくい亭」

更新 2010年10月公開

ぎんなん

思わず注文してしまったぎんなん。あれもこれも、おいしかったねえ。

まっとうな下町の居酒屋として有名、というよりジャンボメンチカツで有名な・・・と言ったほうがいいでしょうか、墨田区本所の「わくい亭」に行ってきました。ま、ご近所さんなんですけれどね。

注目はお店オリジナルのサラダドレッシングです。

ご飯ものはない?

ワインと黒板のメニュー

ここは、お子さんとお酒を飲まない方はお断りのお店です。ちゃんと入り口の看板に書いてあります。お料理を目当てにくる方がいらっしゃるんでしょう。

本所わくい亭のお惣菜ふう酒の肴―お酒がすすむごはんもすすむ」というレシピ本を出されているくらいなんで、お食事処として使いたくなるのも無理はないですが。

以前は、開店30分でもう満席になっていたので、開店と同時に意気込んで行ったら、あら、一番のり?

定番メニューは札に、その日のメニューは黒板に書かかれています。和洋ごちゃまぜです。お酒はビール、日本酒、焼酎、ワイン。

「とりあえずビール」で始まったのですが、鶏レバーパテなんてのを注文しちゃったら、ワインも欲しくなっちゃいますよねぇ。1本3,000円。

レバーパテ

▲ 鶏レバーパテ

このパテには薄く切ったバゲットが添えられていますが、通常、パンやご飯はありません。食事目当てで来ちゃいけないよってのが、こんなメニューからもうかがえます。

たまに、いくらごはんとか、グラタンバゲットみたいなものが、登場することがあるらしいですが、定番料理として丼ものやお茶漬け、そば・うどんみたいな炭水化物系のお腹にたまるものがないのです。

わたしとしてはお酒はもちろんいただくけれど、一緒にパンを食べたいとか、最後に茶漬けでしめたいとか思ってしまうんですけれどね。そういえば、デザート系もないか。

なんて言ってたら、うちはレストランじゃあない!って怒られそうですね。そうでした、ここは居酒屋。それだけ徹底して酒の肴にこだわっていらっしゃるのです。

美味しい自家製ドレッシング

クレソンサラダ

▲ クレソンサラダ

ぱりっと新鮮なクレソンがドレッシングをまとって山盛りです。以前、生ハムサラダをいただいたときも、ぱりぱりの新鮮野菜にドレッシングがからまってとってもおいしかったのですが、どうやらこのドレッシングは自家製のようです。

レシピ本に材料の割合が載っていました。

■わくい亭オリジナルドレッシング

  • サラダ油……3カップ
  • 酢……2カップ
  • 砂糖……100g
  • 塩……50g
  • 玉ねぎすりおろし……1/2個
  • うまみ調味料……小さじ1

これは業務用の分量ですが、自宅では少なめにすればいいだけで。うん、今度作ってみましょう。

注目すべきはうまみ調味料です。通常、あんまり入れないし、入れたとしても堂々と、味の素入れたよって言わないものですが、しっかり小さじ1入っています。

こういうところがなんかいいなあ。お店によっては、うまみ調味料を使ってることを秘伝の調味料とか企業秘密なーんて言うところもありますからね。

このドレッシングはポテトサラダの下味に加えたり、だしと醤油を加えて和風にしたり、アレンジして使うといいんですよねえ。いいこと教えていただきました。

メンチカツは2~3人分

メンチカツ

メンチカツは人気の一品なので、食べる予定なら早めの注文が吉です。ほかの黒板メニューも、無くなり次第チョークで消されていきますので、気になるものから注文していくのがいいですね。

メンチカツは1つが大きいので、2~3人分で分け合うといいでしょう。ぎんなんを置いてみましたが、その差がわかるでしょうか。厚みもあります。

メンチの大きさ

揚げたてのカツをナイフで割ると、肉ぎっしり、肉汁じゅわ~。ボリュームに圧倒されます。肉好き男性にはたまらんでしょうね。

これの作り方も例のレシピ本に載っていました。肉の割合は、牛挽肉、豚挽肉、牛こま切れが、3:4:3。玉葱を炒めたつなぎにウスターソースやマスタード、赤ワインなどの調味料(かくし味?)を入れ、粘りが出るほどには混ぜないでまとめる。たねを休ませて衣は2度付け。というのがポイントでしょうか。

とにかく、一度は味わってほしい名物メンチカツです。

季節の新鮮なものを、和でも洋でも。

今回はいただきませんでしたが、刺身もその日の仕入れでいろいろありますね。本マグロとかあわびとかが普通に並んでいます。あと、その季節のものを煮たり焼いたり、洋も和も関係なく、その食材の良さを引き出す調理法で出してくれます。

以下、つまんだものです。

白子ポン酢

▲ 白子ぽん酢

エシャロット

▲ エシャロット

たこのガーリック炒め

▲ たこのガーリック炒め

アスパラの胡椒炒め

▲ アスパラの黒こしょう炒め

マカロニグラタン

▲ えびマカロニグラタン

>うにコロッケ

▲ うにクリームコロッケ

ね、おいしそうでしょ。これにご飯かパンがあったらなあ。って、禁句でした。この日は3人で飲んで食べて11,450円。ごちそうさまでした。

ご家族でやっている下町の良心的な居酒屋「わくい亭」。本所吾妻橋駅から本所方面に三ツ目通りをまっすぐ歩いて7~8分のところにあります。遠方からわざわざ足を運ぶほどではありませんが、ご近所に来られた際はぜひ一度。

スポンサーリンク

お料理メモ

サラダドレッシングにぐっときたのですが、他のお料理もおうちで作ってみたいものばかり。女将さんの料理本が参考になります。

■わくい亭の女将・涌井淳子さんの料理本

本所わくい亭のお惣菜ふう酒の肴―お酒がすすむごはんもすすむ

「本所わくい亭のお惣菜ふう酒の肴」には、お店で出しているお料理が季節ごとに7~10品と定番10品が紹介されています。エピソードとともに1品ずつ丁寧に紹介されていて、語り口も素敵。2003年の出版です。

■■■↑ページTOPに戻る↑■■■

スポンサーリンク