カテゴリー別アーカイブ: b 京都(京都国立博物館)

平成知新館と明治古都館

京都国立博物館の平成知新館が、2014年9月13日にオープンしたので行ってきた。ついでに特別展「国宝鳥獣戯画と高山寺」も鑑賞。いえ、ほんとはこれが目当て。

kyo01

ロダンの「考える人」。

kyo02

kyo03

噴水越しに見る明治古都館。片山東熊氏の設計。

kyo05

kyo04

kyo06

kyo07

レンガ造りの明治古都館は、明治30年に帝国京都博物館として開館し、正門とともに重要文化財に指定されている。

kyo08

平成知新館は、谷口吉生氏の設計。三十三間堂の南大門と、博物館の南門を結んだ延長線上にある。

kyo09

kyo24

京都国立博物館は、豊臣秀吉が創建した今は無き大仏殿方広寺の境内南側に位置している。建設に向けた発掘調査で、寺の南之門跡や回廊跡を示す柱が出土。その跡を金属製の円環で示しているという。確かに、平成知新館の床や水盤(プール)で、二重のわっかを見ることができる。また、水盤の前の石列は、方広寺の石垣があった場所に沿っているようだ。

なるほど、これで在りし日の寺の様子が、目の前に浮かぶよう…なんてことは哀しいかな、ない。「洛中洛外図屏風」(東京国立博物館所蔵)に描かれているようなので、いつか見る機会があれば、意識して見てみよう。

kyo10

kyo11

まず平成知新館オープン記念の展示「京(みやこ)へのいざない」を鑑賞。3階から1階へ降りていく順路で、陶磁、考古、仏画、中世絵画、近世絵画、中国絵画、彫刻、絵巻、書跡、染織、金工、漆工まで、重文(約110点)・国宝(約50点)を含む約400点が展示されていた。見応え充分。まさに名品ギャラリー。特に金箔鮮やかで緻密な「祗園祭礼図屏風」の前では立ち尽くし、引き返して再度見に行ってしまったほど。

続いて、明治古都館の「国宝鳥獣戯画と高山寺」展。館内には待たずに入れたものの、人気の「鳥獣人物戯画」展示室の前には長い行列。足を止めての鑑賞は無理で、見事な修復ぶりを確かめるに留まった。あとは図録でゆっくり。

kyo14

両館を鑑賞して外に出たら、すっかり夕闇に…。

kyo18

平成知新館のガラスに映る景色は、まるで薄墨で描いた屏風画のよう。

kyo19

kyo20

kyo15

kyo16

kyo12

kyo17

京都タワーを真ん中に、京博の外灯、正門のシルエット。

kyo21

庭を散策する余裕もなく閉館時間。あわただしく南門より京博を後にする。

kyo22

道路を隔てて斜め前にはハイアット・リージェンシー京都icon。次はハイアットに泊まって、じっくり鑑賞三昧といきたいところだ。

kyo25

撮影日:2014年10月8日
使用カメラ:SONYデジタルスチルカメラ DSC-RX100M3icon

京都国立博物館
所在地:京都市東山区茶屋町527
アクセス:京阪電車 七条駅下車 東へ徒歩7分
サイト:京都国立博物館ホームページ